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カツヲぶろぐ

何これカツアゲ?inマンチェスター

今日のマンチェスターは快晴ではっきり言って暑い!でNorthern Quarter界隈を買い物がてらぶらぶらしてたんですが・・・。

とあるストリートでガタイのいい30歳くらい?の黒人ぽい兄ちゃんにめちゃめちゃスラングな感じの英語で声をかけられた。
「ちょっと助けてもらえませんか?」
「???」
手に持ってるコインを見せてexchangeがどうのこうの言っているので、両替でもして欲しいのか?と思ってよくよく話を聞いてみると、どうやら、
「帰りの電車の切符を失くした。家で子供たちが待ってる。帰らなきゃいけない。お金くれ。」
「頼むよ俺は悪い奴じゃない(not slyとやたら言ってた)。ちゃんと明日返すから」
という内容。ああ物乞いの新しいパターンか(だいたいなんでこのエリアで?)と思って
「Sorry」
と言ってその場を離れようとしたらしつこく追いかけてくるので、あんまり無視して殴られるのも嫌だなと思い会話再開。



「いくら要るの?」
「10ポンドくれ。おつり払うから。」
「(あーexchangeってそういう意味かと思いつつ財布を見ると)あいにく20ポンドしかないからごめん。」
「20ポンドでちょうどいいんだ。」
「マンチェスターに何しに来たの?」
「友達に会いに来た。」
「その友達に金借りればいいじゃん。」
「友達も金が無い。」
「マンチェスターに友達に会いに来て切符を失くしてお金も無い。友達もお金を持ってない、ってこと?」
「そうだ助けてくれ。ちゃんと金は返すから。」
「どうやって返すつもりなんだ?何かID持ってる?」
「持ってない。」
「電車代があれば帰れるんだよね。家はどこ?」
「○○○(聞き取れなかった)」
「そこまでManchester Piccadillyからいくら?」
「4ポンド」
「じゃあなんでさっき20ポンド欲しがったんだ?」
「ごめん娘に食べ物を買ってってやりたかった。ちゃんと金は返すから。」
「別に金は返さなくていいんだけど、問題はあんたの言っていることが本当かどうか。とりあえず駅まで一緒に行って、切符代を確認して、その金額を払ってあげるよ。」
「それはできない。」
「なぜ?」
「近くの友達の家に荷物が置いてあってここを離れられない。」
「はぁ?」
「お願いだ、4ポンドでいいんだ。」
「だから一緒に駅まで行こうぜ。切符代がわかったら払ってあげるから。」
「うーん・・・」
と、このあたりで近所の服屋のお兄ちゃんが出てきて追い払ってくれたんだけど。ちょっと怖かったっす。
by katzwo | 2010-05-23 02:20 | リーマンDJ日記