カツヲぶろぐ

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2012年1~3月の読書 #fb

『ローマ人の物語〈35〉最後の努力〈上〉』  ★★★★★
『ローマ人の物語〈36〉最後の努力〈中〉』  ★★★★★
『ローマ人の物語〈37〉最後の努力〈下〉』  ★★★★★
塩野 七生 (著)
『ローマ人の物語〈35〉最後の努力〈上〉』読了。残る9冊読了のためローマにやって来ました。1冊目はディオクレティアヌス帝による帝国大改造により四頭政になる帝国。安全保障上見事に機能するも彼の引退後見事に・・・。
『同〈36〉〈中〉』読了。コンスタンティヌス大帝の時代。彼が唯一の皇帝になるまでの権力闘争というか戦争の過程。ちょうど彼の凱旋門に今日行ってきたけどあれは理由あって賢帝時代の浮彫と彼の時代のとのパッチワークらしい。
『同〈37〉〈下〉』読了。コンスタンティヌス帝とキリスト教の関わりがメインの内容。最後に出てきたこの一言が、まさにこの3冊を読んでの感想。「これほどまでして、ローマ帝国は生き延びねばならなかったのであろうか」。

『ローマ人の物語〈38〉キリストの勝利〈上〉』 ★★★★★
『ローマ人の物語〈39〉キリストの勝利〈中〉』 ★★★★★
『ローマ人の物語〈40〉キリストの勝利〈下〉』 ★★★★★
塩野 七生 (著)
『ローマ人の物語〈38〉キリストの勝利〈上〉』読了。皇帝の地位は人間でなく神に選ばれたのだから、自分の息子の代の皇帝の政局は安泰、と考えたコンスタンティヌス大帝の意図は皮肉にも裏切られた感じ、な彼の息子の治世の話。
『同〈39〉〈中〉』読了。"異教"側からの最後の抵抗。意図せずして皇帝となったユリアヌス帝の最後の努力。著者の言うように、この人の治世が19カ月でなく19年であったら、世界の歴史はまったく別のものになっていたのかも。
『同〈40〉〈下〉』読了。他者への"寛容"が特色だったローマ帝国が一神教を国教に。ミラノ司教アンブロシウスvs主都長官シンマクスのやりとりは完全に後出しジャンケンw 司教の政治力と頭の良さあっての世界宗教化だなと。

『ローマ人の物語〈41〉ローマ世界の終焉〈上〉』  ★★★★★
『ローマ人の物語〈42〉ローマ世界の終焉〈中〉』  ★★★★★
『ローマ人の物語〈43〉ローマ世界の終焉〈下〉』  ★★★★★
塩野 七生 (著)
『ローマ人の物語〈41〉ローマ世界の終焉〈上〉』読了。いよいよ大詰め。「最後のローマ人」と言われた軍総司令官スティリコの活躍むなしく蹂躙されるローマ。滅亡寸前の組織ってやっぱり足の引っ張り合いになっちゃうのね。
『ローマ人の物語〈42〉ローマ世界の終焉〈中〉』ローマ→ミラノの列車内で読了。ついに西ローマ帝国滅亡。最後の20年間のグダグダぶり、そして最後の皇帝の名が「ロムルス・アウグストゥス」とはなんたることー。
『同〈43〉〈下〉』続けて読了。イタリア回復戦争を巡る東ローマ皇帝ユスティニアヌスのバカ殿ぶりに呆れつつ、ローマ世界は地中海が「内海」ではなくなったときに消滅した、という著者の言葉に大いに納得して43冊読了です!

『トルネード』 ★★★★
ジェフリー・ムーア (著), Geoffrey A. Moore (著), 中山宥 (翻訳)
『トルネード』読了。キャズムを越えた後の過程を分析。製品のライフサイクルに応じてとるべき戦略が全く違ってくるので自分がライフサイクルのどこにいるのかをいかに見極めるか。本書の語り口は明快だけど現実には非常に難しい。

『倫敦ユーモア探偵』  ★★★★
河村 幹夫 (著)
『倫敦ユーモア探偵』10年ぶりくらいに読了。80年代にロンドンに駐在してた商社マンのエッセイ集。流れるように読ませる文章と英国社会についての数々の知見、実に面白い。紅茶飲みながら読みたい一冊。

『現代語訳 福翁自伝』
福澤 諭吉 (著), 齋藤 孝 (翻訳)
『現代語訳 福翁自伝』読了。言わずと知れた一万円札のお方の自伝の現代語訳ですが、内容はしっかり面白いんだけど、『学問のすすめ』と同じく現代語訳がちょっとアレじゃないですかねこれ? #fb

『スティーブ・ジョブズ I』  ★★★★★
『スティーブ・ジョブズ II』  ★★★★★
ウォルター・アイザックソン (著), 井口 耕二 (翻訳)
『スティーブ・ジョブズ I』読了。機内で5時間くらいで一気に。題材が題材だけに面白いのは当たり前。学べる点も多い。翻訳も秀逸で読みやすい。IIのほうはシンガポールでヒマしないようにまだ読まないでおきました。
『スティーブ・ジョブズ II』読了。2000年代以降の快進撃から死まで。I~II通じて印象的だったのはジョブズと同時にビルゲイツのすごさも浮かび上がってくる点。そして僕は読書のモチベーションを取り戻した。

『パブリック』
ジェフ・ジャービス (著), 小林 弘人 (監修), 関 美和 (翻訳)
『パブリック』読了。プライバシーは"知る"倫理、パブリックは"シェアする"倫理。なるほど。Facebook以降いよいよリアリティを増してきた超監視社会に向けて益々議論が求められるテーマ。そのスタート地点としての良書かと。

『名古屋 地名の由来を歩く』
谷川 彰英 (著)
『名古屋 地名の由来を歩く』読了。名古屋で地下鉄に乗ってると普通に考えたら読めない地名って結構ありますね。八事とか御器所とか。個人的な発見は国府宮が尾張の二宮だと思ってたら二宮は犬山の大縣神社で国府宮は全部込みの総社でした。

『シャアに学ぶ“逆境”に克つ仕事術』  ★★★★
鈴木 博毅 (著)
『シャアに学ぶ“逆境”に克つ仕事術』読了。ゆとり新人カミーユを使いこなしティターンズを崩壊に追い込んだ凄腕課長シャアに学ぶリーダーシップ。「新しい時代を作るのは老人ではない!」というシャアの名言が響きます。
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by katzwo | 2012-04-15 07:07 | リーマン読書感想文