カツヲぶろぐ

2011年11月の読書

11月は10冊読了でした。今年に入ってからの累計を数えてみたら、106冊でした。とりあえず年間100冊の目標は達成です。文庫新書小説が入ってきているのは大目に見るとして・・・。11月読んだ中では圧倒的に『葡萄酒の戦略』がオススメ。ワインがますます美味しくなります。あとは『世界史とヨーロッパ』もかなりナイス。ヨーロッパに住んでるから余計に興味深く読めました。

『葡萄酒の戦略 ―ワインはいかに世界を席巻するか』 ★★★★★
前田 琢磨 (著)
『葡萄酒の戦略』読了。経営コンサルタントがテロワール(産地)主義vsセパージュ(葡萄品種)主義という切り口でワインの歴史と本質に迫る。ラベルの読み方などワインの蘊蓄も多数で経営戦略の勉強にもなるしワイン好きサラリーマン必読。★★★★★。

『ワインの世界史』
古賀 守 (著)
ワイン関連でもう一冊、『ワインの世界史』読了。古代は水割りにして飲んでた話とか、ワインの誕生から現代に至るワインの話がいろいろ。そんな感じでまた一本ボトルが空いてしまいました。

『「1秒!」で財務諸表を読む方法(企業分析編)』
小宮 一慶 (著)
『「1秒!」で財務諸表を読む方法(企業分析編)』読了。わかりやすい経営数字の教科書。いくつかのマクロ経済指標と組み合わせて売上や原価についてコメントするあたりが類書と比べての特徴か。日帰り出張の機内読書にちょうどいいボリュームでした。

『なぜアップルの時価総額はソニーの8倍になったのか? ―『会社四季報』で読み解くビジネス数字の秘密』
長谷川 正人 (著)
『なぜアップルの時価総額はソニーの8倍になったのか?』読了。今米国ヤフーファイナンスで見たら20倍くらいあるみたいだけど。会社四季報を使って2社を比較する財務分析の入門書。NTTドコモvsソフトバンクとキリンvsアサヒが面白かった。

『日本企業にいま大切なこと』
野中郁次郎 (著), 遠藤功 (著)
『日本企業にいま大切なこと』読了。野中郁次郎x遠藤功の組合せに興味を引かれてさくっと。日本企業のパフォーマンスがミドルの意思決定能力次第というのは同感。

『土の文明史』
デイビッド・モントゴメリー (著), 片岡夏実 (翻訳)
『土の文明史』読了。ローマ帝国からイースター島、独立後のアメリカまで、土壌侵食と文明の衰退の歴史。石油の30%は化学肥料というかたちで農業に使われているらしい。21世紀後半は真剣に水と土を巡って人類が争う時代になるような気が。

『電通とリクルート』
山本 直人 (著)
『電通とリクルート』読了。著者は博報堂出身。内容は2社の歩みを基点にした社会論でした。前半の「金曜日はワイン」とかの広告のエピソードはけっこう面白かったかな。ビジネス書的な期待は見事に裏切られた・・・。

『コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった』  ★★★★
マルク・レビンソン (著), 村井 章子 (翻訳)
『コンテナ物語』読了。まさに世界を変えた「箱」。うちの会社もこの発明が無かったら今のビジネスモデルは成り立っていないかも?イノベーションが生まれて抵抗勢力と闘いながら普及していく過程が実に面白い。圧倒的な参考文献の量にビビる。★★★★。

『学問のすすめ 現代語訳』
福澤 諭吉 (著), 斎藤 孝 (翻訳)
『学問のすすめ 現代語訳』読了。言わずと知れた一万円札の御方の超古典。ちゃんと読んだのは初めて。「最強のビジネス書」っていう帯の謳い文句は?だけど。内容はまさに日本版啓蒙主義。中学校入学のタイミングで全員必読課題図書にするといいかも。

『世界史とヨーロッパ』 ★★★★
岡崎 勝世 (著)
『世界史とヨーロッパ』読了。ヨーロッパ人が世界や歴史をいかに認識してきたか、の歴史。やっぱりキリスト教の影響がハンパなく大きいのね。かなり興味深く読めました。歴史好きな人にはオススメ。★★★★。
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by katzwo | 2011-12-05 00:20 | リーマン読書感想文