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昨日は地元のインディーなフェスに行ってきたので、ライヴ観たアーティストをまとめてみました。Sound From The Other Cityっていうフェスで、2005年からやっているとのこと。会場はManchesterの隣のSalfordという町のChapel Streetという通り沿いのパブや教会の合計12ヵ所。LondonのCamden Crawlをずっと小さくしたような感じです。ローカル感万点でユルいです。ちなみにこの界隈歩いてて気がついたけど、やっぱパブってけっこう潰れてるのね。元パブでボロボロの外観になってるところをけっこう見かけました。
The ABC Club
リストバンド交換に行ったIslongton Millでそのままビール飲みつつ。
Heroin Diet
たぶん地元のハードコアバンド。名前が面白い。動画見つからず。
Stuart McCallum
The Cinematic Orchestraのギタリスト。教会の中でトリオ編成での演奏。半分寝てた・・・。
Stalking Horse
何回か行ったことのあるパブの2階にて。ライヴ慣れしてる感じで上手かった。「マイブラとグリズリーベアとトム・ヨークのハイブリット」と自称してるらしい・・・。
Ekoplekz
友達に薦められて観たけどユニークすぎて僕にはよくわかりませんでした・・・。
The History of Apple Pie
名前を知ってた数少ないバンドのひとつ。ポップです。売れそう。
Daq Sabbath
名前からわかる通りBlack Sabbathのトリビュートバンド。ベストアクトw。小さな古びれたパブが満杯。バンドメンバーも若いしパブは古臭いし、70年代な気分が最高。動画無かったので本家のほうを貼っておきます。
Maria Minerva
見た目普通の女の子だったなー。ライブはカラオケみたいになっちゃうので、音源で楽しむべきアーティストかもーってことで途中で力尽き家路につきました。
で帰って来たらアパートの外に消防車止まってて、エレベーター使えませんとか言われて、14階まで歩いて登ったんですけど、脚も心臓もヤラれました・・・。
The ABC Club
リストバンド交換に行ったIslongton Millでそのままビール飲みつつ。
Heroin Diet
たぶん地元のハードコアバンド。名前が面白い。動画見つからず。
Stuart McCallum
The Cinematic Orchestraのギタリスト。教会の中でトリオ編成での演奏。半分寝てた・・・。
Stalking Horse
何回か行ったことのあるパブの2階にて。ライヴ慣れしてる感じで上手かった。「マイブラとグリズリーベアとトム・ヨークのハイブリット」と自称してるらしい・・・。
Ekoplekz
友達に薦められて観たけどユニークすぎて僕にはよくわかりませんでした・・・。
The History of Apple Pie
名前を知ってた数少ないバンドのひとつ。ポップです。売れそう。
Daq Sabbath
名前からわかる通りBlack Sabbathのトリビュートバンド。ベストアクトw。小さな古びれたパブが満杯。バンドメンバーも若いしパブは古臭いし、70年代な気分が最高。動画無かったので本家のほうを貼っておきます。
Maria Minerva
見た目普通の女の子だったなー。ライブはカラオケみたいになっちゃうので、音源で楽しむべきアーティストかもーってことで途中で力尽き家路につきました。
で帰って来たらアパートの外に消防車止まってて、エレベーター使えませんとか言われて、14階まで歩いて登ったんですけど、脚も心臓もヤラれました・・・。
『ローマ人の物語〈35〉最後の努力〈上〉』 ★★★★★
『ローマ人の物語〈36〉最後の努力〈中〉』 ★★★★★
『ローマ人の物語〈37〉最後の努力〈下〉』 ★★★★★
塩野 七生 (著)
『ローマ人の物語〈35〉最後の努力〈上〉』読了。残る9冊読了のためローマにやって来ました。1冊目はディオクレティアヌス帝による帝国大改造により四頭政になる帝国。安全保障上見事に機能するも彼の引退後見事に・・・。
『同〈36〉〈中〉』読了。コンスタンティヌス大帝の時代。彼が唯一の皇帝になるまでの権力闘争というか戦争の過程。ちょうど彼の凱旋門に今日行ってきたけどあれは理由あって賢帝時代の浮彫と彼の時代のとのパッチワークらしい。
『同〈37〉〈下〉』読了。コンスタンティヌス帝とキリスト教の関わりがメインの内容。最後に出てきたこの一言が、まさにこの3冊を読んでの感想。「これほどまでして、ローマ帝国は生き延びねばならなかったのであろうか」。
『ローマ人の物語〈38〉キリストの勝利〈上〉』 ★★★★★
『ローマ人の物語〈39〉キリストの勝利〈中〉』 ★★★★★
『ローマ人の物語〈40〉キリストの勝利〈下〉』 ★★★★★
塩野 七生 (著)
『ローマ人の物語〈38〉キリストの勝利〈上〉』読了。皇帝の地位は人間でなく神に選ばれたのだから、自分の息子の代の皇帝の政局は安泰、と考えたコンスタンティヌス大帝の意図は皮肉にも裏切られた感じ、な彼の息子の治世の話。
『同〈39〉〈中〉』読了。"異教"側からの最後の抵抗。意図せずして皇帝となったユリアヌス帝の最後の努力。著者の言うように、この人の治世が19カ月でなく19年であったら、世界の歴史はまったく別のものになっていたのかも。
『同〈40〉〈下〉』読了。他者への"寛容"が特色だったローマ帝国が一神教を国教に。ミラノ司教アンブロシウスvs主都長官シンマクスのやりとりは完全に後出しジャンケンw 司教の政治力と頭の良さあっての世界宗教化だなと。
『ローマ人の物語〈41〉ローマ世界の終焉〈上〉』 ★★★★★
『ローマ人の物語〈42〉ローマ世界の終焉〈中〉』 ★★★★★
『ローマ人の物語〈43〉ローマ世界の終焉〈下〉』 ★★★★★
塩野 七生 (著)
『ローマ人の物語〈41〉ローマ世界の終焉〈上〉』読了。いよいよ大詰め。「最後のローマ人」と言われた軍総司令官スティリコの活躍むなしく蹂躙されるローマ。滅亡寸前の組織ってやっぱり足の引っ張り合いになっちゃうのね。
『ローマ人の物語〈42〉ローマ世界の終焉〈中〉』ローマ→ミラノの列車内で読了。ついに西ローマ帝国滅亡。最後の20年間のグダグダぶり、そして最後の皇帝の名が「ロムルス・アウグストゥス」とはなんたることー。
『同〈43〉〈下〉』続けて読了。イタリア回復戦争を巡る東ローマ皇帝ユスティニアヌスのバカ殿ぶりに呆れつつ、ローマ世界は地中海が「内海」ではなくなったときに消滅した、という著者の言葉に大いに納得して43冊読了です!
『トルネード』 ★★★★
ジェフリー・ムーア (著), Geoffrey A. Moore (著), 中山宥 (翻訳)
『トルネード』読了。キャズムを越えた後の過程を分析。製品のライフサイクルに応じてとるべき戦略が全く違ってくるので自分がライフサイクルのどこにいるのかをいかに見極めるか。本書の語り口は明快だけど現実には非常に難しい。
『倫敦ユーモア探偵』 ★★★★
河村 幹夫 (著)
『倫敦ユーモア探偵』10年ぶりくらいに読了。80年代にロンドンに駐在してた商社マンのエッセイ集。流れるように読ませる文章と英国社会についての数々の知見、実に面白い。紅茶飲みながら読みたい一冊。
『現代語訳 福翁自伝』
福澤 諭吉 (著), 齋藤 孝 (翻訳)
『現代語訳 福翁自伝』読了。言わずと知れた一万円札のお方の自伝の現代語訳ですが、内容はしっかり面白いんだけど、『学問のすすめ』と同じく現代語訳がちょっとアレじゃないですかねこれ? #fb
『スティーブ・ジョブズ I』 ★★★★★
『スティーブ・ジョブズ II』 ★★★★★
ウォルター・アイザックソン (著), 井口 耕二 (翻訳)
『スティーブ・ジョブズ I』読了。機内で5時間くらいで一気に。題材が題材だけに面白いのは当たり前。学べる点も多い。翻訳も秀逸で読みやすい。IIのほうはシンガポールでヒマしないようにまだ読まないでおきました。
『スティーブ・ジョブズ II』読了。2000年代以降の快進撃から死まで。I~II通じて印象的だったのはジョブズと同時にビルゲイツのすごさも浮かび上がってくる点。そして僕は読書のモチベーションを取り戻した。
『パブリック』
ジェフ・ジャービス (著), 小林 弘人 (監修), 関 美和 (翻訳)
『パブリック』読了。プライバシーは"知る"倫理、パブリックは"シェアする"倫理。なるほど。Facebook以降いよいよリアリティを増してきた超監視社会に向けて益々議論が求められるテーマ。そのスタート地点としての良書かと。
『名古屋 地名の由来を歩く』
谷川 彰英 (著)
『名古屋 地名の由来を歩く』読了。名古屋で地下鉄に乗ってると普通に考えたら読めない地名って結構ありますね。八事とか御器所とか。個人的な発見は国府宮が尾張の二宮だと思ってたら二宮は犬山の大縣神社で国府宮は全部込みの総社でした。
『シャアに学ぶ“逆境”に克つ仕事術』 ★★★★
鈴木 博毅 (著)
『シャアに学ぶ“逆境”に克つ仕事術』読了。ゆとり新人カミーユを使いこなしティターンズを崩壊に追い込んだ凄腕課長シャアに学ぶリーダーシップ。「新しい時代を作るのは老人ではない!」というシャアの名言が響きます。
『ローマ人の物語〈36〉最後の努力〈中〉』 ★★★★★
『ローマ人の物語〈37〉最後の努力〈下〉』 ★★★★★
塩野 七生 (著)
『ローマ人の物語〈35〉最後の努力〈上〉』読了。残る9冊読了のためローマにやって来ました。1冊目はディオクレティアヌス帝による帝国大改造により四頭政になる帝国。安全保障上見事に機能するも彼の引退後見事に・・・。
『同〈36〉〈中〉』読了。コンスタンティヌス大帝の時代。彼が唯一の皇帝になるまでの権力闘争というか戦争の過程。ちょうど彼の凱旋門に今日行ってきたけどあれは理由あって賢帝時代の浮彫と彼の時代のとのパッチワークらしい。
『同〈37〉〈下〉』読了。コンスタンティヌス帝とキリスト教の関わりがメインの内容。最後に出てきたこの一言が、まさにこの3冊を読んでの感想。「これほどまでして、ローマ帝国は生き延びねばならなかったのであろうか」。
『ローマ人の物語〈38〉キリストの勝利〈上〉』 ★★★★★
『ローマ人の物語〈39〉キリストの勝利〈中〉』 ★★★★★
『ローマ人の物語〈40〉キリストの勝利〈下〉』 ★★★★★
塩野 七生 (著)
『ローマ人の物語〈38〉キリストの勝利〈上〉』読了。皇帝の地位は人間でなく神に選ばれたのだから、自分の息子の代の皇帝の政局は安泰、と考えたコンスタンティヌス大帝の意図は皮肉にも裏切られた感じ、な彼の息子の治世の話。
『同〈39〉〈中〉』読了。"異教"側からの最後の抵抗。意図せずして皇帝となったユリアヌス帝の最後の努力。著者の言うように、この人の治世が19カ月でなく19年であったら、世界の歴史はまったく別のものになっていたのかも。
『同〈40〉〈下〉』読了。他者への"寛容"が特色だったローマ帝国が一神教を国教に。ミラノ司教アンブロシウスvs主都長官シンマクスのやりとりは完全に後出しジャンケンw 司教の政治力と頭の良さあっての世界宗教化だなと。
『ローマ人の物語〈41〉ローマ世界の終焉〈上〉』 ★★★★★
『ローマ人の物語〈42〉ローマ世界の終焉〈中〉』 ★★★★★
『ローマ人の物語〈43〉ローマ世界の終焉〈下〉』 ★★★★★
塩野 七生 (著)
『ローマ人の物語〈41〉ローマ世界の終焉〈上〉』読了。いよいよ大詰め。「最後のローマ人」と言われた軍総司令官スティリコの活躍むなしく蹂躙されるローマ。滅亡寸前の組織ってやっぱり足の引っ張り合いになっちゃうのね。
『ローマ人の物語〈42〉ローマ世界の終焉〈中〉』ローマ→ミラノの列車内で読了。ついに西ローマ帝国滅亡。最後の20年間のグダグダぶり、そして最後の皇帝の名が「ロムルス・アウグストゥス」とはなんたることー。
『同〈43〉〈下〉』続けて読了。イタリア回復戦争を巡る東ローマ皇帝ユスティニアヌスのバカ殿ぶりに呆れつつ、ローマ世界は地中海が「内海」ではなくなったときに消滅した、という著者の言葉に大いに納得して43冊読了です!
『トルネード』 ★★★★
ジェフリー・ムーア (著), Geoffrey A. Moore (著), 中山宥 (翻訳)
『トルネード』読了。キャズムを越えた後の過程を分析。製品のライフサイクルに応じてとるべき戦略が全く違ってくるので自分がライフサイクルのどこにいるのかをいかに見極めるか。本書の語り口は明快だけど現実には非常に難しい。
『倫敦ユーモア探偵』 ★★★★
河村 幹夫 (著)
『倫敦ユーモア探偵』10年ぶりくらいに読了。80年代にロンドンに駐在してた商社マンのエッセイ集。流れるように読ませる文章と英国社会についての数々の知見、実に面白い。紅茶飲みながら読みたい一冊。
『現代語訳 福翁自伝』
福澤 諭吉 (著), 齋藤 孝 (翻訳)
『現代語訳 福翁自伝』読了。言わずと知れた一万円札のお方の自伝の現代語訳ですが、内容はしっかり面白いんだけど、『学問のすすめ』と同じく現代語訳がちょっとアレじゃないですかねこれ? #fb
『スティーブ・ジョブズ I』 ★★★★★
『スティーブ・ジョブズ II』 ★★★★★
ウォルター・アイザックソン (著), 井口 耕二 (翻訳)
『スティーブ・ジョブズ I』読了。機内で5時間くらいで一気に。題材が題材だけに面白いのは当たり前。学べる点も多い。翻訳も秀逸で読みやすい。IIのほうはシンガポールでヒマしないようにまだ読まないでおきました。
『スティーブ・ジョブズ II』読了。2000年代以降の快進撃から死まで。I~II通じて印象的だったのはジョブズと同時にビルゲイツのすごさも浮かび上がってくる点。そして僕は読書のモチベーションを取り戻した。
『パブリック』
ジェフ・ジャービス (著), 小林 弘人 (監修), 関 美和 (翻訳)
『パブリック』読了。プライバシーは"知る"倫理、パブリックは"シェアする"倫理。なるほど。Facebook以降いよいよリアリティを増してきた超監視社会に向けて益々議論が求められるテーマ。そのスタート地点としての良書かと。
『名古屋 地名の由来を歩く』
谷川 彰英 (著)
『名古屋 地名の由来を歩く』読了。名古屋で地下鉄に乗ってると普通に考えたら読めない地名って結構ありますね。八事とか御器所とか。個人的な発見は国府宮が尾張の二宮だと思ってたら二宮は犬山の大縣神社で国府宮は全部込みの総社でした。
『シャアに学ぶ“逆境”に克つ仕事術』 ★★★★
鈴木 博毅 (著)
『シャアに学ぶ“逆境”に克つ仕事術』読了。ゆとり新人カミーユを使いこなしティターンズを崩壊に追い込んだ凄腕課長シャアに学ぶリーダーシップ。「新しい時代を作るのは老人ではない!」というシャアの名言が響きます。
2011年に読んだ本のベスト10(順不同)を無理矢理選んでみました。
■お酒
『葡萄酒の戦略 ―ワインはいかに世界を席巻するか』 ★★★★★
前田 琢磨 (著)
『葡萄酒の戦略』読了。経営コンサルタントがテロワール(産地)主義vsセパージュ(葡萄品種)主義という切り口でワインの歴史と本質に迫る。ラベルの読み方などワインの蘊蓄も多数で経営戦略の勉強にもなるしワイン好きサラリーマン必読。★★★★★。
■歴史
『世界史をつくった海賊』 ★★★★★
竹田 いさみ (著)
『世界史をつくった海賊』読了。かなり興味を引かれるタイトルで一気に読了。16世紀には弱小国だったイギリスが後に大英帝国として世界に君臨するスタート地点にいたエリザベス女王と海賊たちの物語。
先行する大国スペインやポルトガルに追いつくために、他国の商用船を襲わせることで海賊を「集金マシーン」として活用し、スペイン無敵艦隊との戦いでは海軍に組み入れて「戦争マシーン」として使う、という具合でエリザベス女王こわーって感じ。悪名高い黒人奴隷貿易も、最初はアフリカ大陸での黒人奴隷をどう手に入れればよいかわからなかったので、海上でポルトガル船を待ちうけて襲って奪って、それを南米に運んでた、要するに密輸してたとか、そんな話が色々。
あとはイギリスといえば紅茶が有名だけど、もともとはコーヒーハウスが象徴するように、コーヒーのほうが一般的だったのが、なぜ紅茶にシフトしたのか。それは海賊が手がける貿易商品として儲かる商品が香辛料→コーヒー→紅茶とシフトしていったから。などなど。イギリス近代史の負の一面というか、そもそも大英帝国の成立過程なんて負の側面みたいな話ばっかりだけど、イギリスに住んでるとますます興味深く読めてくる。というわけで★★★★★。
『ふしぎなキリスト教』 ★★★★
橋爪 大三郎 (著), 大澤 真幸 (著)
『ふしぎなキリスト教』読了。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、みんな一神教だけど全部同じ神だったのね。比べながらキリスト教の特徴をあぶり出していく感じで。読みやすい語り口ながらかなり勉強になりました。
『コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった』 ★★★★
マルク・レビンソン (著), 村井 章子 (翻訳)
『コンテナ物語』読了。まさに世界を変えた「箱」。うちの会社もこの発明が無かったら今のビジネスモデルは成り立っていないかも?イノベーションが生まれて抵抗勢力と闘いながら普及していく過程が実に面白い。圧倒的な参考文献の量にビビる。★★★★。
■ビジネス・経済
『ゲームの父・横井軍平伝 任天堂のDNAを創造した男』 ★★★★★
牧野 武文 (著)
『ゲームの父・横井軍平伝 任天堂のDNAを創造した男』 読了。僕の世代だと光線銃と言われてもわからないけど、ゲームウォッチやゲームボーイの生みの親、横井軍平のものづくり哲学。
彼の基本哲学「枯れた技術の水平思考」というのはまさにリアリティを持って必要性を感じるもの。彼が手がけた商品を年代順にインタビューを交えて紹介しながら解説。昨年読んだ『横井軍平ゲーム館RETURNS』の詳細版という感じ。
あともちろん任天堂についての「へぇー」なエピソードも色々。昔インスタントラーメン作ってたとか、ラブホテル経営に手を出していたとか。でも一番面白かったのは花札のビジネスモデルとトランプのマーケティングの話。
花札の商売は実は美味しくて、なぜかという賭け事に使う為には傷や皺で札の中がわかってはいけないので、常に新品需要があるらしい。あとトランプも元々大人の遊び道具だったのを、子供の玩具として売るために、ディズニーキャラクターのカードにして、遊び方の説明書を同梱した、とか。
というわけで、ものづくりのチャレンジ精神やマーケティングの工夫の話もあって、一言で言うと、もし自分がメーカーの社長だったら新入社員に買って強制的に読ませたい本ですねこれは。
『フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略』 ★★★★★
クリス・アンダーソン(著), 小林弘人 (監修), 高橋則明 (翻訳)
乱丁本の交換などで読み始めが遅くなってしまっていた『フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略』読了。面白い本でした。ちょうど去年の今頃話題になってた本ですね。巻末付録だけでもお金を払う価値あり。
「無料」にまつわる様々な事例が登場するけど、特に音楽の事例がたくさん出てきたのが印象的だった。ここ10年くらいで劇的に変わったからね。音楽自体が変わるんじゃなくて、音楽とお金の関わり方が変わった。そしてこれからも変わり続ける。
音楽を意識的に聴くようになって、趣味でDJやったりして、自分でお金を使ってイベントをやって、お客さんからお金を頂戴して、ということをまがりなりにもやってたわけだけど、音楽がこんなに技術の変化の影響を受けるとは、パーティーを始めた頃には思いもしなかったなぁ。
考えてもみれば、音楽そのものは「情報」で、物理的な「もの」ではないことが根本的な理由かな。つまり本書で言うところの「ビット」であって「アトム」ではない。みたいな気づきがあったので★★★★★
『ロングテール(アップデート版)―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略』 ★★★★★
Chris Anderson (原著), 篠森 ゆりこ (翻訳)
『ロングテール(アップデート版)―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略』もはや古典という感じで今頃になってですが読了。しかしいまだに新鮮に読むことができるのはさすが。「ロングテール」というのは本書の著者クリス・アンダーソンが提唱した概念で、要するにこういう意味なんだけど、これを説明するための丹念な取材、様々な事例やデータ、それらに基づく鋭い洞察が見所。
ヒット一辺倒に頼ったビジネスから、インターネットみたいなテクノロジーの進化によって、ニッチに光があたるようになった、というのは個人的には嬉しいことなんだけど、それでうまく回るようにお金の回る仕組みが追いついてない。著者の最新作『フリー』を読んでも思ったことだけど、需要者側の変化は否応なしに起きていくのに、供給者側の変化がそのスピードについていけない、というのが現状かなと。あとは『フリー』もそうだったけど音楽の話が色々出てくるのも僕にとっては親しみやすい要因か。というわけで★★★★★。
『戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ』 ★★★★★
三枝 匡 (著)
『戦略プロフェッショナル』読了。久々に思い立って読み返してみた。やはりこれが僕のビジネスパーソンとしての原点&バイブルのひとつ。最も実践的なマーケティング戦略の教科書。社会人になって早い段階でこれを読んでいたことに感謝。★★★★★。
『選択の科学』 ★★★★★
シーナ・アイエンガー (著) , 櫻井 祐子 (翻訳)
『選択の科学』読了。ちょうどこの直前に呼んだ『フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略』に「希少な資源をめぐる選択の科学」という言葉が出てきたが、たまたま出張の鞄に一緒に入れていたのがこの本。
一般社員よりもストレスの多い社長の寿命は一般社員のそれよりも長い→社長のほうが選択できることが多いから。動物園の動物は野生動物よりも命の危険が少ないのに寿命は短い→選択することが少ないから。みたいなことが帯に書いてあって興味を引かれる。
様々な実験事例から我々が日々迫られる「選択」に関わる発見を説明していく。文章もわかりやすい。どちらかというと心理学の本になるんだろうけど、ビジネス書としてウケそうだし、実際そういう視点から読む僕みたいな人がたくさんいるんだろう。実際ビジネス書としてかなり売れたらしい。
そして僕自身にとってもいろいろ気づきがあった。コロンビア大学ビジネススクール特別講義ということだが、こういう良質な大学の講義内容が本になって誰でも読める時代というのは幸せだなぁと思う。というわけで★★★★★
『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』 ★★★★★
ティナ・シーリグ (著),高遠 裕子 (翻訳)
12年遅れですが『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』読了。「いま、手元に5ドルあります。2時間でできるだけ増やせと言われたら、みなさんはどうしますか?」
5ドルを一週間でいかに増やすか。考える時間が5日間。封筒を開けたら2時間がタイムリミット、で最終日に結果をプレゼン、というルール。ネタバレツイートは後ほどとして、200ページ程度と薄いけど内容はなかなか濃かった。面白い本でした。
いくつか印象的な言葉があったんだけど、もっとも強烈に残ったのは「判断に迷ったときの対処法の一つは、『混乱が収まった後になってどう説明するか』を考えてみることです。」というやつ。
言ってる内容はよくある自己啓発本と同じようなことでも、しっかり印象に残る不思議な本でした。というわけで★★★★★。ネタバレ動画は↓こちら。
■お酒
『葡萄酒の戦略 ―ワインはいかに世界を席巻するか』 ★★★★★
前田 琢磨 (著)
『葡萄酒の戦略』読了。経営コンサルタントがテロワール(産地)主義vsセパージュ(葡萄品種)主義という切り口でワインの歴史と本質に迫る。ラベルの読み方などワインの蘊蓄も多数で経営戦略の勉強にもなるしワイン好きサラリーマン必読。★★★★★。
■歴史
『世界史をつくった海賊』 ★★★★★
竹田 いさみ (著)
『世界史をつくった海賊』読了。かなり興味を引かれるタイトルで一気に読了。16世紀には弱小国だったイギリスが後に大英帝国として世界に君臨するスタート地点にいたエリザベス女王と海賊たちの物語。
先行する大国スペインやポルトガルに追いつくために、他国の商用船を襲わせることで海賊を「集金マシーン」として活用し、スペイン無敵艦隊との戦いでは海軍に組み入れて「戦争マシーン」として使う、という具合でエリザベス女王こわーって感じ。悪名高い黒人奴隷貿易も、最初はアフリカ大陸での黒人奴隷をどう手に入れればよいかわからなかったので、海上でポルトガル船を待ちうけて襲って奪って、それを南米に運んでた、要するに密輸してたとか、そんな話が色々。
あとはイギリスといえば紅茶が有名だけど、もともとはコーヒーハウスが象徴するように、コーヒーのほうが一般的だったのが、なぜ紅茶にシフトしたのか。それは海賊が手がける貿易商品として儲かる商品が香辛料→コーヒー→紅茶とシフトしていったから。などなど。イギリス近代史の負の一面というか、そもそも大英帝国の成立過程なんて負の側面みたいな話ばっかりだけど、イギリスに住んでるとますます興味深く読めてくる。というわけで★★★★★。
『ふしぎなキリスト教』 ★★★★
橋爪 大三郎 (著), 大澤 真幸 (著)
『ふしぎなキリスト教』読了。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、みんな一神教だけど全部同じ神だったのね。比べながらキリスト教の特徴をあぶり出していく感じで。読みやすい語り口ながらかなり勉強になりました。
『コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった』 ★★★★
マルク・レビンソン (著), 村井 章子 (翻訳)
『コンテナ物語』読了。まさに世界を変えた「箱」。うちの会社もこの発明が無かったら今のビジネスモデルは成り立っていないかも?イノベーションが生まれて抵抗勢力と闘いながら普及していく過程が実に面白い。圧倒的な参考文献の量にビビる。★★★★。
■ビジネス・経済
『ゲームの父・横井軍平伝 任天堂のDNAを創造した男』 ★★★★★
牧野 武文 (著)
『ゲームの父・横井軍平伝 任天堂のDNAを創造した男』 読了。僕の世代だと光線銃と言われてもわからないけど、ゲームウォッチやゲームボーイの生みの親、横井軍平のものづくり哲学。
彼の基本哲学「枯れた技術の水平思考」というのはまさにリアリティを持って必要性を感じるもの。彼が手がけた商品を年代順にインタビューを交えて紹介しながら解説。昨年読んだ『横井軍平ゲーム館RETURNS』の詳細版という感じ。
あともちろん任天堂についての「へぇー」なエピソードも色々。昔インスタントラーメン作ってたとか、ラブホテル経営に手を出していたとか。でも一番面白かったのは花札のビジネスモデルとトランプのマーケティングの話。
花札の商売は実は美味しくて、なぜかという賭け事に使う為には傷や皺で札の中がわかってはいけないので、常に新品需要があるらしい。あとトランプも元々大人の遊び道具だったのを、子供の玩具として売るために、ディズニーキャラクターのカードにして、遊び方の説明書を同梱した、とか。
というわけで、ものづくりのチャレンジ精神やマーケティングの工夫の話もあって、一言で言うと、もし自分がメーカーの社長だったら新入社員に買って強制的に読ませたい本ですねこれは。
『フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略』 ★★★★★
クリス・アンダーソン(著), 小林弘人 (監修), 高橋則明 (翻訳)
乱丁本の交換などで読み始めが遅くなってしまっていた『フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略』読了。面白い本でした。ちょうど去年の今頃話題になってた本ですね。巻末付録だけでもお金を払う価値あり。
「無料」にまつわる様々な事例が登場するけど、特に音楽の事例がたくさん出てきたのが印象的だった。ここ10年くらいで劇的に変わったからね。音楽自体が変わるんじゃなくて、音楽とお金の関わり方が変わった。そしてこれからも変わり続ける。
音楽を意識的に聴くようになって、趣味でDJやったりして、自分でお金を使ってイベントをやって、お客さんからお金を頂戴して、ということをまがりなりにもやってたわけだけど、音楽がこんなに技術の変化の影響を受けるとは、パーティーを始めた頃には思いもしなかったなぁ。
考えてもみれば、音楽そのものは「情報」で、物理的な「もの」ではないことが根本的な理由かな。つまり本書で言うところの「ビット」であって「アトム」ではない。みたいな気づきがあったので★★★★★
『ロングテール(アップデート版)―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略』 ★★★★★
Chris Anderson (原著), 篠森 ゆりこ (翻訳)
『ロングテール(アップデート版)―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略』もはや古典という感じで今頃になってですが読了。しかしいまだに新鮮に読むことができるのはさすが。「ロングテール」というのは本書の著者クリス・アンダーソンが提唱した概念で、要するにこういう意味なんだけど、これを説明するための丹念な取材、様々な事例やデータ、それらに基づく鋭い洞察が見所。
ヒット一辺倒に頼ったビジネスから、インターネットみたいなテクノロジーの進化によって、ニッチに光があたるようになった、というのは個人的には嬉しいことなんだけど、それでうまく回るようにお金の回る仕組みが追いついてない。著者の最新作『フリー』を読んでも思ったことだけど、需要者側の変化は否応なしに起きていくのに、供給者側の変化がそのスピードについていけない、というのが現状かなと。あとは『フリー』もそうだったけど音楽の話が色々出てくるのも僕にとっては親しみやすい要因か。というわけで★★★★★。
『戦略プロフェッショナル―シェア逆転の企業変革ドラマ』 ★★★★★
三枝 匡 (著)
『戦略プロフェッショナル』読了。久々に思い立って読み返してみた。やはりこれが僕のビジネスパーソンとしての原点&バイブルのひとつ。最も実践的なマーケティング戦略の教科書。社会人になって早い段階でこれを読んでいたことに感謝。★★★★★。
『選択の科学』 ★★★★★
シーナ・アイエンガー (著) , 櫻井 祐子 (翻訳)
『選択の科学』読了。ちょうどこの直前に呼んだ『フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略』に「希少な資源をめぐる選択の科学」という言葉が出てきたが、たまたま出張の鞄に一緒に入れていたのがこの本。
一般社員よりもストレスの多い社長の寿命は一般社員のそれよりも長い→社長のほうが選択できることが多いから。動物園の動物は野生動物よりも命の危険が少ないのに寿命は短い→選択することが少ないから。みたいなことが帯に書いてあって興味を引かれる。
様々な実験事例から我々が日々迫られる「選択」に関わる発見を説明していく。文章もわかりやすい。どちらかというと心理学の本になるんだろうけど、ビジネス書としてウケそうだし、実際そういう視点から読む僕みたいな人がたくさんいるんだろう。実際ビジネス書としてかなり売れたらしい。
そして僕自身にとってもいろいろ気づきがあった。コロンビア大学ビジネススクール特別講義ということだが、こういう良質な大学の講義内容が本になって誰でも読める時代というのは幸せだなぁと思う。というわけで★★★★★
『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』 ★★★★★
ティナ・シーリグ (著),高遠 裕子 (翻訳)
12年遅れですが『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義』読了。「いま、手元に5ドルあります。2時間でできるだけ増やせと言われたら、みなさんはどうしますか?」
5ドルを一週間でいかに増やすか。考える時間が5日間。封筒を開けたら2時間がタイムリミット、で最終日に結果をプレゼン、というルール。ネタバレツイートは後ほどとして、200ページ程度と薄いけど内容はなかなか濃かった。面白い本でした。
いくつか印象的な言葉があったんだけど、もっとも強烈に残ったのは「判断に迷ったときの対処法の一つは、『混乱が収まった後になってどう説明するか』を考えてみることです。」というやつ。
言ってる内容はよくある自己啓発本と同じようなことでも、しっかり印象に残る不思議な本でした。というわけで★★★★★。ネタバレ動画は↓こちら。
11月で100冊達成した反動で、12月はなんと最低記録のたったの2冊!しかも両方とも文庫本。2012年は年明けのローマ読書旅行から飛ばしていかないと。
『塩野七生『ローマ人の物語』スペシャル・ガイドブック』 ★★★★
新潮社出版企画部 (編集)
『塩野七生『ローマ人の物語』スペシャル・ガイドブック』読了。『ローマ人の物語』全巻ダイジェストとナイスな写真がたっぷり。最後のインタビューもファンとしては嬉しい。これは1月のローマ旅行への気分が盛り上がりますな。★★★★。
『完本・居酒屋大全』
太田 和彦 (著)
『完本・居酒屋大全』 読了。十何年かぶりに読んでみた。余分な表とか多いけど、酒飲みにはオススメ。日本はいいねー。
『塩野七生『ローマ人の物語』スペシャル・ガイドブック』 ★★★★
新潮社出版企画部 (編集)
『塩野七生『ローマ人の物語』スペシャル・ガイドブック』読了。『ローマ人の物語』全巻ダイジェストとナイスな写真がたっぷり。最後のインタビューもファンとしては嬉しい。これは1月のローマ旅行への気分が盛り上がりますな。★★★★。
『完本・居酒屋大全』
太田 和彦 (著)
『完本・居酒屋大全』 読了。十何年かぶりに読んでみた。余分な表とか多いけど、酒飲みにはオススメ。日本はいいねー。
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